ご笑覧あれ。(テンサゲ注意!)
まさに文字通りです。
アガサ・クリスティの作品ではやはりシェイクスピア、聖書の引用、エピソードを匂わせるものが多いですね。あと、もちろん、マザーグース。
欧州人の教養は聖書とシェイクスピアであると良く言われます。
まんまクリスティ作品はンな感じですね。
個人的にはクリスティはキップリングが好きだった闊達な女性というイメージがあるんですが。
ま、あとユーモアというか、どちらかというとスラップスティック気味なコメディが好きだったんだろうなとか思います。
これはあくまで個人的な妄想ですが。
で、聖書での「放蕩息子の帰還」を思い起こさせるエピソードもありますね。新約聖書のルカ伝ですか。確かにアニキならムカツキます。モテるなら特に。ハゲなら許すけど。
被害者が迷子の子羊を探し出かける羊飼いのようであれば相続でモメないし殺人事件も起きないのでしょうが、作品が成立しなくなるのでやはりそんな「善きサマリア人」みたいな被害者はないのかもしれません。
て、あきらかに違うか。
この作品の被害者の方もそうだし、この作品の被害者の方もそうだし、この作品の被害者の方も…。
「ちいさーいひーつじーが、いーえーをはーなーれー」と、当方も救世軍で子供軍歌を歌っていた頃と違うのでヒトのこと言えませんが。
で、上のマンガに描かれたような「放蕩息子の帰還」的オハナシはたしかにいくつかあったような、なかったような気がします。
ワタシはあまり記憶力が良くないのでなんとも言えないのですが、製作者はこれとこれがそうだったはず、と申しておりますのでリンクを張っておきます。
似たようなのは他にもあったかもしれません。
マンガ製作者について
上記マンガ製作者は中学時代からアガサ・クリスティを集めだし数十年の方です。
その方から薦められ、クリスティを読む機会を得ました。この与太ブログはその方のおかげでもあります。おかげで血圧が下がり健康も回復気味です。
あるあるシリーズはまだ続けるそうです。
そんなにあるんかい、というツッコミ入れられても続けるそうです。
ロッキー・バルボアのような鉄の意志の持ち主です。
「周は旧邦なりといえども、その命これ新たなり」
今回EUから脱退する英国はまさに維新状態というか、いや逆だろ、といううありさまですが、やはりここはトクダワラに足がかかった状態で力を発揮するネルソン魂を見せていただきたいです。