「 アガサ・クリスティ 」一覧

フランクフルトへの乗客 PASSENGER TO FRANKFURT アガサ・クリスティ 永井 淳訳

フランクフルトへの乗客 PASSENGER TO FRANKFURT アガサ・クリスティ 永井 淳訳

クリスティの80歳誕生日記念作品です。1970年にこの世界に対して感じた印象を結実させた作品とも言えます。まえがきに書かれたとおりの内容です。パイカウェィ大佐とロビンスン氏が登場します。どんな時代でも真の教養を身につけた人物は影響は受けないのがわかります。

ヒッコリー・ロードの殺人 HICKORY DICKORY DOCKI アガサ・クリスティ 高橋 豊 訳

ヒッコリー・ロードの殺人 HICKORY DICKORY DOCKI アガサ・クリスティ 高橋 豊 訳

フルブライト奨学生のアメリカ人、アフリカからの留学生など多国籍な学生が滞在する学生寮での若々しいミステリです。この1955年イギリスではヒッピー文化の萌芽がすでに表れているようです。場違いなポワロは事務所の精密機械ミス・レモンの不安を払拭すべく奮闘します。

死者のあやまち DEAD MAN’S FOLLY アガサ・クリスティ 田村隆一訳

死者のあやまち DEAD MAN’S FOLLY アガサ・クリスティ 田村隆一訳

1956年デヴォン州での事件です。この地方に当時若いハイカーが欧州中から集まっていたのがうかがえます。りんごをかじりつつオリヴァ夫人が登場、ポワロは呼び出された理由に当初愕然としますがその後興味をしめします。道ゆくショートパンツの若い女性たちを嘆きます。

ハロウィーン・パーティ HALLOWE’EN PARTY アガサ・クリスティ 中村能三訳

ハロウィーン・パーティ HALLOWE’EN PARTY アガサ・クリスティ 中村能三訳

1969年のハロウィーン・パーティ。オリヴァ夫人の企画モノは「二度とごめんだわ」(「死者のあやまち」事件)の言葉もむなしくパーティで少女が殺されました。ポワロは18年前の別事件の友人を頼りに捜査を開始します。オリヴァ夫人がリンゴを食べられなくなりました。

マギンティ夫人は死んだ MRS McGINTY’S DEAD アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

マギンティ夫人は死んだ MRS McGINTY’S DEAD アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

過去の人ポワロ。ああ、ヘイスティングスがいたらどれだけ私の推理に賞賛してくれることか。道行く人は誰もポワロのことを知りません。しかし引退間際のスペンス警視は担当事件を解明すべくポワロのアパートを藁をもすがる思いで訪れます。そしてオリヴァ夫人です。1951年作品。

鳩のなかの猫 CAT AMONG THE  PIGEONS アガサ・クリスティ 橋本 福夫 訳

鳩のなかの猫 CAT AMONG THE PIGEONS アガサ・クリスティ 橋本 福夫 訳

イギリスの名門女子高メドウバンクを舞台にイラクのクーデターからインスパイアされた1959年の作品です。新人体育教師の射殺体、国外に持ち出された宝石、学校経営そして諜報機関の暗躍とサスペンスフルなミステリです。引退状態のポワロは依頼人の叔母のオムレツの縁で出動です。

ゴルフ場殺人事件 THE MURDER ON THE LINKS アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

ゴルフ場殺人事件 THE MURDER ON THE LINKS アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

1923年出版です。長編三作目、「スタイルズ荘の怪事件」からポワロものでは二作目にあたります。(間にトミーとタペンスの「秘密機関」があります)今回でヘイスティングス大尉は南米に旅立つことになります。クリスティは33歳です。日本では大正時代の後期に当たります。

邪悪の家 PERIL AT END HOUSE アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

邪悪の家 PERIL AT END HOUSE アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

1932年、「青列車の秘密」事件の4年後くらいのポワロの事件です。友人のヘイスティングスがアルゼンチンから来ていて語り手になっています。クリスティは42歳でまだ若く活動的です。ポワロは引退すると言っていますが元気でヘイスティングスと丁々発止やりあっています。

牧師館の殺人 THE MURDER AT THE VICARAGE アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

牧師館の殺人 THE MURDER AT THE VICARAGE アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

ミス・マープル初の長編です。1930年のセント・メアリ・ミード。牧歌的なイギリスの田舎が舞台です。高齢者の住民達もまだ若いです。当時は皆パワーがあります。活気のある田園風景でのミステリです。ミス・マープルは一目置かれ恐れられているポジションにいるのがわかります。

書斎の死体 THE BODY IN THE LIBRARY アガサ・クリスティ 高橋 豊 訳

書斎の死体 THE BODY IN THE LIBRARY アガサ・クリスティ 高橋 豊 訳

1942年、「鏡は横にひび割れて」事件が起こる20年前のゴシントン・ホール出の事件です。セント・メアリ・ミードを比べて読むと面白いかも知れません。ミス・マープルも住人もまだ若いです。「牧師館の殺人」事件のグリセルダも登場します。クリスティ全盛期のミステリです。

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