「 クラドック警部 」一覧

教会で死んだ男 SANCTUARY AND OTHER STORIES アガサ・クリスティ 宇野輝雄 訳

教会で死んだ男 SANCTUARY AND OTHER STORIES アガサ・クリスティ 宇野輝雄 訳

1951年、1961年出版。アガサ・クリスティの推理小説です。王道の短編集です。ポワロ、ミス・マープル、そして一編の幻想小説です。13篇。推理短編小説そのものズバリと言っていいのではないでしょうか。長編が苦手だなと感じる方におススメです。やはりクリスティは長編、短編問わずの全天候型の作家とわかります。ポワロの想い人、ヴェラ・ロサコフ伯爵夫人初登場です。

鏡は横にひび割れて THE MIRROR CRACK’D FROM SIDE TO SIDE アガサ・クリスティ 橋本福夫 訳

鏡は横にひび割れて THE MIRROR CRACK’D FROM SIDE TO SIDE アガサ・クリスティ 橋本福夫 訳

1962年のセント・メアリ・ミードのミステリです。舞台はドリー・バントリー夫人の旧邸宅、「書斎の死体」の舞台になったゴシントン・ホールです。20年ぶりに脚光を浴びます。時代の移り変わりは牧歌的な村を容赦なく新興住宅地帯に変えていきます。非常に興味深いミステリです。

予告殺人 A MURDER IS ANNOUNCED アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

予告殺人 A MURDER IS ANNOUNCED アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

クリスティ自選10作品のひとつです。1950年戦後まもない時期の作品です。原子力を話題に入れるところはさすがクリスティです。ローカルな事件をミス・マープルは解決に導きます。正義のためには常にだいたんな行動を選びます。自分も他人も関係ありません。少しコワイです。

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