「 1933年 」一覧

死の猟犬 THE HOUND OF DEATH アガサ・クリスティ 小倉多加志 訳 

死の猟犬 THE HOUND OF DEATH アガサ・クリスティ 小倉多加志 訳 

1933年出版のクリスティのスーパーネイチャーの短編集です。この短編もまたアガサ・クリスティという大推理小説家の一面を良く表していると言えるでしょう。かなりの有名作品でも自然に登場する神秘的な会話や描写はこの短編で結実しています。ポワロ、ミス・マープルなどのキャラクターが超越しているのもナットクできます。11篇。あの有名戯曲「検察側の証人」の小説版を含んでいます。

エッジウェア卿の死 LORD EDGWARE DIES 福島正美 訳

エッジウェア卿の死 LORD EDGWARE DIES 福島正美 訳

南米からヘイスティングズ大尉が帰ってきています。ポワロ、ヘイスティングズ、ジャップのトリオが織り成すミステリ。1933年のロンドンの舞台女優をめぐる離婚話から事態は思わぬ殺人事件へと発展します。古き良きイギリスが香るミステリです。どこか舞台芝居のようです。

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