「 トミーとタペンス 」一覧

運命の裏木戸 POSTERN OF FATE アガサ・クリスティ 中村能三 訳

運命の裏木戸 POSTERN OF FATE アガサ・クリスティ 中村能三 訳

73年クリスティ最後の作品です。トミーとタペンスはふたりあわせて150歳くらい。まだまだイケます。半世紀を駆け抜けたふたりは最終コーナーに入ります。学んだ智恵を生かし失われない冒険心とともに。今回ふたりは犬の散歩にでかけるかのように冒険に挑みます。運命の裏木戸をくぐって。

親指のうずき BY THE PRICKING OF THUMBS アガサ・クリスティ 深町真理子 訳

親指のうずき BY THE PRICKING OF THUMBS アガサ・クリスティ 深町真理子 訳

第二次大戦中から27年後、1968年英国病が蔓延したイギリス。鉛管工の技術があれば二人でたんまり稼げたのに、と冒頭あいかわらず金の話です。しかしトミーとタペンスはもはや初老で子供たちも独立しました。もうやることは老人ホームにエイダ叔母さんを見舞うだけ?いやここから本番です。

NかMか N OR M ? アガサ・クリスティ 深町真理子 訳

NかMか N OR M ? アガサ・クリスティ 深町真理子 訳

短編集から12年後、1941年出版のベレズフォード夫妻の冒険譚。かつては「ぜんぶ老人どもが悪い」と公言していたトミーもオッサンです。また英国一の女アウトロー、タペンスはやはり発火点の低いままで床に編みかけの帽子を叩きつけてます。ぶっ飛んだカップルはいまだ健在です。全然かわってない。

おしどり探偵 PARTNERS IN CRIME アガサ・クリスティ 橋本福夫 訳

おしどり探偵 PARTNERS IN CRIME アガサ・クリスティ 橋本福夫 訳

1929年出版でも二人合わせてまだまだいける。あいかわらず瑞々しいベレズフォード夫妻です。冒頭すぐ金のハナシになるのはかわりません。タペンスの暴走も変わりません。本作はクリスティのミステリへのオマージュになっている短編集でもあります。リアルタイムのミステリです15編。

秘密機関 THE SECRET ADVERSARY アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

秘密機関 THE SECRET ADVERSARY アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

アガサ・クリスティの全生涯を駆け抜けたカップル「トミーとタペンス」シリーズ第一作。1922年のビクトリア朝の気配が残るロンドンをロックンロールの疾走感で物語は進みます。どんな逆境でもへこたれないふたりの魅力はいつの時代も読者の共感を呼ぶでしょう。ふたり合わせても45歳以下です。

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