「 ハヤカワミステリ文庫 」一覧

おしどり探偵 PARTNERS IN CRIME アガサ・クリスティ 橋本福夫 訳

おしどり探偵 PARTNERS IN CRIME アガサ・クリスティ 橋本福夫 訳

1929年出版でも二人合わせてまだまだいける。あいかわらず瑞々しいベレズフォード夫妻です。冒頭すぐ金のハナシになるのはかわりません。タペンスの暴走も変わりません。本作はクリスティのミステリへのオマージュになっている短編集でもあります。リアルタイムのミステリです。

ABC殺人事件 THE ABC MURDERS アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

ABC殺人事件 THE ABC MURDERS アガサ・クリスティ 田村隆一 訳

名探偵エルキュール・ポワロの作中での知名度を飛躍的に上げた作品です。どちらかというと密室系の事件へのかかわりが多いポワロですが、本作品においては動的なイメージで推理をします。今回は相棒のヘイスティングス大尉が南米から帰国中です。1936年の有名ミステリです。

ポケットにライ麦を A POCKET FULL OF RYE アガサ・クリスティ 宇野 利泰 訳

ポケットにライ麦を A POCKET FULL OF RYE アガサ・クリスティ 宇野 利泰 訳

1953年作品。ミス・マープルがロンドン郊外の高級住宅地に文字通り復讐の女神と化して顕現します。セント・メアリ・ミード出身の縁あった薄幸の少女の無念を晴らすため、マザーグースに見立てた殺人を打ち破り卑怯な犯人を追い詰めます。難解な頭脳戦でフルパワーを発揮します。

カリブ海の秘密 A CARIBBEAN MYSTERY アガサ・クリスティ 永井 淳 訳

カリブ海の秘密 A CARIBBEAN MYSTERY アガサ・クリスティ 永井 淳 訳

ふたりの合言葉は復讐の女神。ミス・マープルとラフィール氏、一期一会の友情の物語。1964年作品。互いに敬意を表し人間力を認め合った達人男女はこの事件以降二度と会うことはありません。しかしその信頼関係は最終作品「復讐の女神」でも一度も揺らぐことはありませんでした。

愛国殺人 THE PATRIOTIC MURDERS アガサ・クリスティ 加島祥造 訳

愛国殺人 THE PATRIOTIC MURDERS アガサ・クリスティ 加島祥造 訳

マザーグースとイデオロギー。と一見思われる作品ですが違います。イギリス社会の風潮をミステリのトレンドとして素材にするのが女王クリスティです。同時期発表された作品では封じていた社会的な気分をミステリに仕上げています。ポワロはいつものポワロです。1941年作品。

死との約束   APPOINTMENT WITH DEATH アガサ・クリスティ 高橋 豊 訳

死との約束  APPOINTMENT WITH DEATH アガサ・クリスティ 高橋 豊 訳

古都エルサレムからペトラ遺跡、死海を舞台にしたミステリです。1988年「死海殺人事件」として映画化されました。ローレン・バコールが出演しています。原作は1938年に出版されました。臨場感あふれるミステリです。ポワロは時間の整合性に注視してアメリカ人家族を救済します。

白昼の悪魔 EVIL UNDER THE SUN アガサ・クリスティ 鳴海四郎 訳

白昼の悪魔 EVIL UNDER THE SUN アガサ・クリスティ 鳴海四郎 訳

クリスティの地元デヴォン州の島を舞台にしたリゾートミステリ。アガサ・クリスティの壮年期の傑作です。1941年作品。ナイルの事件からまだ間もないポワロが保養に訪れたスマグラーズ島のホテルで起きた殺人事件。妖精譚の多い土地柄の事件が陽光のもと意外な展開を見せます。

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