アクナーテン アガサ・クリスティ Akhnaton 中村妙子 訳
紀元前1300年代中期エジプトを舞台とした三幕物の戯曲です。アテン神対アメン神。西洋の宗教改革に先立つこと数千年、古代エジプトで哲人政治を実...
ーアガサクリスティ、とその他ー
紀元前1300年代中期エジプトを舞台とした三幕物の戯曲です。アテン神対アメン神。西洋の宗教改革に先立つこと数千年、古代エジプトで哲人政治を実...
味覚音痴の上流階級の叔父たちが利き酒を試しているのを横目で楽しんでいる、超低額で野中の高級一軒家を借りた外交官の妻クラリサ。彼女は恋愛妄想を楽しむという女性です。夫の連れ子ピパはカエルの解剖と呪いが好き。ガタイの良い家付きの使用人の女性は口うるさく、雇った執事夫婦は不満が多い。当家になぜかいる実業家の秘書。そこへ夫の前妻の連れ合いが登場。彼はペテン師です。その彼が客間で死体で再登場して物語はこんがらかって展開していきます。長時間に思えますが、夕方からちょっと過ぎの間の出来事です。三幕物1956年の作品。
ブリストル海峡に近いサウス・ウェールズにあるウォリック家の書斎が舞台となっています。霧の中手探りで進むような、ケルティックな雰囲気が堪能でき...
ミステリ戯曲としてあまりにも有名です。1952年以来のロングラン公演。出版は1954年です。雪で閉ざされた山荘が舞台。それだけですでにミステリっぽい上にアガサ・クリスティ作です。奥行のある構成で引き込まれてしまうでしょう。ただの物語ではありません。世相を現しています。