はじめまして。当ブログへおいでくださりありがとうございます。
このブログを書いているのは男性です。
主に現在はアガサ・クリスティの作品について書いています。
若いうちに単にミステリとしてだけではなく読んでおけば豊かな人生を送れると思います。
すべての男女にオススメです。
そして「悟り」と言われる体験についてたまに書いています。
これはよくネットなんかで見るマズローの欲求の五段階説の六段目にあたり、「自己超越」とか言われていますがあんまり人類向けの体験じゃないかもしれません。(人数はそれなりにいるようです)
その次に下手のヨコ好きでイロイロ描いています。
70年代漫画風とか。
あとその他です。
よろしくおねがいします。
好きな詩
W.B. Yeats The Wind Among the Reeds. 1899.
The Song of Wandering Aengus
I went out to the hazel wood,
Because a fire was in my head,
And cut and peeled a hazel wand,
And hooked a berry to a thread;
頭が燃えさかるように高ぶったので、私はハシバミの林にむかい、枝を切り、皮をそいで一本のハシバミの杖を作り、苺の実を糸でつるした。
And when white moths were on the wing,
And moth-like stars were flickering out,
I dropped the berry in a stream
And caught a little silver trout.
それから、白い蛾がはばたき、蛾のような星々が瞬きだす頃、私は小川の流れに苺の実を落として、小さな銀色の鱒を釣り上げたのだ。
When I had laid it on the floor
I went to blow the fire a-flame,
But something rustled on the floor,
And someone called me by my name:
私は床にそれをおいて、火をおこそうとした。
しかし、その床から何かさらさらと音がして、誰かが私の名前を呼ぶのだ。
しかし、その床から何かさらさらと音がして、誰かが私の名前を呼ぶのだ。
It had become a glimmering girl
With apple blossom in her hair
Who called me by my name and ran
And faded through the brightening air.
それは林檎の花で髪をかざった微光をまとう少女になって、私の名前を呼ぶと駆け出し、夜明けの気配の中に消えていった。
Though I am old with wandering
Through hollow lands and hilly lands,
I will find out where she has gone,
And kiss her lips and take her hands;
私は盆地や丘をさまよい歩くうちに、年老いてしまったが、消え去った彼女を見つけ出し、唇にくちづけをし、手をとって
And walk among long dappled grass,
And pluck till time and times are done,
The silver apples of the moon,
The golden apples of the sun.
背の高い草々のまだらになった間を歩いてまわり、とき(えいえん)の満ちる時が訪れるまで摘みたい。月の銀の林檎を、太陽の金の林檎を。
翻訳はわたしです。ハシバミは古代ケルトではアタマに効くスピリチュアルな樹みたいですね。あとダウンジングとか。
よろしくお願いします。